巨匠ですよ、巨匠。
イタリアの超希少ワインメーカー。知る人ぞ知る「エミディオ・ペペ」のワインディナーに行ってきました。なんでもエミディオさん、「ロバート・パーカー? マジで知らん」というお方です。
本日、来日されたのは76歳の巨匠エミディオさんではなく、娘婿のファビオさん。広報担当。もとバレーボール選手の長身イケ面さんです。
会場は三笠会館。長年エミディオファンだとおっしゃる三笠会館谷社長ファミリーも総参加の大盛り上がりディナーでした。

『モンテプルチャーノ・ダブルッツォの王者」との呼び声高いエミディオ・ペペ社(1899年創業)は、品質と評価の高さにくらべ、日本ではまだあまりその存在を知られていません。なぜならば、徹底的にこだわりぬいたワイン哲学のもと、すべてが手作業で、信じられないほどの手間ひまをかけて造られる、生産量の限られたワイナリーだから。さらに当主エミディオ氏のマスコミ嫌いも手伝い、「知る人ぞ知る」存在であり続けて来ました。』
~以上、三笠会館HPより。
ってことで、すごいメーカーなんです。

今日の会がうれしくてたまらないといった谷社長とエミディオを輸入しているアガケ君。20年来の友人。(株)アビコの社長。へへへ。かっこよかったよ。

広報担当のファビオ氏。38歳。「お義父さん、こわいです」

本日のワインは、Trebbiano d'Abruzzo トレビアーノ ダブルッツォ 2004 2005、Montepulciano d'Abruzzo モンテプルチアーノ ダブルッツォ 2001 1998 1979年。
これはトレッビアーノの05年。もちろんまだ若いけど、色は黄金色。SO2全くなし・・・というだけあるね。もちろんビオディナミです。たしかにビオらしい、なんと言うか、オゾンのような(←わかりにくいね)、コケというか(←これもわかりにくいね)、酵母臭というのかな(←これもわからんだろう)、独特の香りがする。私は大好き♪ 酸は十分ですが、とても強いワインです。

「アカザ海老と野菜のテリーナ」。テリーナでっせ。テリーヌではない。イタリアンだからね。色がきれい♪ 個人的には海老がゴッソリのほうが好きだな。

「アーティチョークのスフォルマート、サマートリュフ」。スフォルマートでっせ。スフォルのマートでっせ。何のことかサッパリわからん。黒トリュフはうれしいね。横のお席の方々(谷社長&三浦社長LOVE)からトリュフのおすそ分けがありました~。写真撮ってる価値があったわ♪
ところでトリュフはイタリア語でタルトゥッフォだったはずだが、ここはイタリア語ではないんだな。

「ほろほろ鳥ラグーのキタッラ」。でたよ、またイタリア語。キタッラ。これは横のお席だった谷社長にききました。「キタッラとは断面が四角になったやや太目のパスタのこと。この微妙な形が美味しさにつながる」とのこと。ふ~~ん。これは、モンテプルチアーノにすばらしく合いましたよ、実に。ラグーの旨味がベストマッチ。ああ、イタリアン満喫の瞬間。

「モンテプルチアーノで煮込んだ仔羊のストゥッファート」。
スト、
ストッ、
ストゥ、
ストファ・・・。
赤ワイン煮込みです。
正直二日酔いの体にはこの組み合わせ、重かった。

最高なのはこれ、これ!
1979年。
やはり、このくらい熟成させないと本領発揮でない。
これこそトリュフの香りがしたぞい♪
練れた酸味と渋味がねっとりと舌に絡みつく。このねっとり感がブルゴーニュと違う熟成感なのだなぁ。
個人的には、もうちょっとだけ置きたい。

白熱のクイズの商品。サインするファビオさん。珍しいのは「チェラスオーロ」、つまり「濃い目のロゼ」。いいねぇ。これうかがえば谷社長の個人所有なんですと。日本には輸入されていないもんね。ううう、飲みたい・・・。

最後はグラッパ。イヤ、二日酔いにはきっついです。でも、これも本当に珍しいもの。グラッパの香りとしては結構個性的。しっかりしたイタリアンをいただいたあとにはぴったりですね(←無難なまとめで失礼)。
イタリア中部という産地のせいもあると思うけど、ビオなのにしっかりパワフルで濃厚、というのが特徴ですね。ワインの仕事をしているのにブルゴーニュばかり飲んでいるダメ人間の私には、やはり、微妙に強い感じでしたが、料理とのバランス、会場のスタッフゥ~の方たちの和気藹々とした雰囲気がすごくステキでした。