フカヒレ料理で知られているのが横浜中華街の招福門。
今回は紹興酒の永昌源さんとのお仕事でうかがいました。

通りにひときわ目立つ建物が招福門。店内もきれいでゴージャスですわよぉ~。

今回はフカヒレ料理がメインだけど、2階には飲茶もあるよう。食べ放題なんていいじゃない。次回はここだな。

フカヒレに行く前に、「酔っ払い海老」を。甕寝かせの紹興酒を大ぶりの海老ちゃんたちにたっぷりかけて、ふらふらに酔わしちゃいます。海老が大きいせいか、酔いがひどいのか、ガラスの蓋を跳ね飛ばすほどの勢い。

特製のシルバーのお鍋で酔っ払いの海老ちゃんたちを茹で上げる。海老挿入口があるんだけど、本日の海老が大きいので、は、入らないい~~。

特製のスープ。漢方の香り漂います。このスープだけでもかなり美味しいの♪。これだけでも売れそうです。

ふふ、茹で上がり。
頭の角と背中の殻をとってむしゃぶりつきます。細かい手(足か?)もさくさくして美味しい。やはり特製のお醤油タレにつけて食べる。うう~~ん、おいしい。海老は大ぶりだけど、一人三つじゃ足りないなぁ。いくらでもいけちゃうんだものぉ。
そういえば、この酔っ払い海老、香港で食べたなぁ。ただ茹でただけでもかなり美味しくって・・・。香港ではもっと小ぶりの柔らかい海老が中心だったように思うけど、もう山盛りあって、ぷりぷり、しゃくしゃく、ちゅるちゅると止まらないんだ、これが・・・。海老につける独特なお醤油タレもおいしくて、それだけ舐めてもおつまみになっちゃう。
シンガポールでも台湾でもフィリピンでも欧米の中華街でも、よく食べたなぁ。もう海老好きにはたまらない逸品です。

さて、本日の主役、「フカヒレのステーキ」。フカヒレの、ス、ステーキ。どんなものなんだろう・・・。
と、目の前に来ると、ふむ、いわゆるお粉をはたいて焼くムニエルスタイルなんですな。端っこのところは香ばしいですよ。真ん中はフカヒレの繊維がさくさく感じられて、ああ、間違いなくフカヒレなんだと感じる次第。黒いのはキャビア。これ必要かな・・・。オレンジ色は、カニの卵・・・と思いきや、キャロット・ソース。なんでだろう~、なんでだろう???

この招福門の驚くべきフカヒレメニューは、「豪華 フカヒレラーメン」なんです。
はい、私の大大大好物の「フカヒレそば」。とくに好きなのが帝国ホテル地下「北京」の「フカヒレそば」6,300円也。上品なのに味わい深いシャンタンスープにたっぷりの上質のフカヒレがかかっている一皿。あ~~あ、大好き♪
あとは「福臨門」ですね。といってもまだいただいたことがない。でも間違いなく美味しいはず。
「筑紫楼」のフカヒレそばは、2000円台とわりとお手ごろだけど、ワタクシには少し濃すぎ。パイタンスープだからかな・・・。
こちらの「豪華 フカヒレラーメン」、ううっ、食べたいっ。私のフカヒレそばリストに入れたい。
で、でも、お値段が、46,200円。
もう一回書いちゃうぞ、46,200円だぁ。
なぜか。
はい、ラーメンのおそばがすべてフ・カ・ヒ・レだからーーーっ。
フカヒレだけで300グラム。
もう一回書くぞ。
300グラムのフ・カ・ヒ・レだからーーーっ。
どしゃーーーー。
たべたーーーい。
フカヒレに埋もれたい。
「フカヒレ、ああ、もう飽きた」って言ってみたい。
胃の中をフカヒレだらけにしたい。
いつの日か、いつの日か、食べて差し上げますわよ~~~。

これが「豪華 フカヒレラーメン」になる「青サメ(ウバサメ)」、別名「天九サメ」の胸ひれ。これでも胸のひれです。尾びれじゃない。大きいでしょう。今はこの鮫、ワシントン条約で捕獲禁止になっているから、この状態のものはほとんど日本にはないのだとか。
高いはずね。
ここで鮫のお勉強。
マコサメ・・・ネズミサメ科で、体長1.8~2.5メートル。概要の160メートルくらいのところにいて、鮫の中では進化したタイプ。
ヨシキリサメ・・・メジロサメ科で、体長2~3メートル。優雅な姿が特徴。ちなみに「フカヒレステーキ」はこれ。
ウバサメ(青サメ)・・・ウバサメ科。体長12メートルと巨大。だが性格はおとなしい。750メートルの深海に住む。尾びれがもっとも高級。背びれは姿煮に。ほか胸ひれ、脇ひれ、手びれも使う。
以上。

こちらは先程のものを処理した状態。手間ひまかかりますね。お高いのもしようがないです。

フカヒレと海老に合わせるお酒は「紹興貴酒」。8年、10年、15年ものを飲み比べできます。
8年は柔らかく繊細で魚介類との相性が抜群。
10年はしっかり骨太でコクがあり、肉料理と。
15年は熟成によって練れた味わい。深みがあってスパイシーなお料理に。

おまけネタ。
ちなみに、この招福門の裏手には、なぜか「日本酒」の専門店があります。
「一力屋酒店」。
中華街なので中国酒かと思えば、ものすごい数の日本酒がずらり。品揃えだけでなく、品質管理も、銘柄のセレクトもすばらしいです。お近くにいらした際は、覗いてみてください。一見の価値ありです。